ここを見ればOK!寄付型クラウドファンディングのメリットデメリット

この記事は


  • 寄付型のクラウドファンディングがあるって聞いたけど、いったいどんなものなの
  • クラウドファンディングで寄付する事のメリットを知りたい

という、寄付型についてあまり知らない人の為に、わかりやすく解説しているページです。

なお、クラウドファンディングの仕組みについては「未来はここから生まれる!クラウドファンディングの仕組みとは? 」をご覧ください。

クラウドファンディングと言えば、購入型投資型が有名ですが、それ以外にも気に入ったプロジェクトに寄付を行うことが可能です。

「寄付を行ってもコチラには全然メリットがない」と思われがちですが、実際には駅前やコンビニで募金をするよりお得でしっかりとしたシステムなのですよ。

今回は、そんな寄付型クラウドファンディンクのメリットやお得な情報をご紹介しましょう。

「寄付型」は助けたいと思った人や企業、都市を支えることができる

寄付型ソーシャルレンディングとは、震災からの復興・途上国への支援・ふるさと納税・失われたものの復元などといった社会的意義が大きいものに対して寄付ができるクラウドファンディングのことをいいます。

■寄付型クラウドファンディンクの流れ

「復興や途上国を支援したいけど、自分一人の力ではどうすることもできないからクラウドファンディンクで募集しよう」

クラウドファンディングで募集してお金が集まる。

目標金額に関わらず貸し付けが行われ、提案者は活動を行う。


※プロジェクト次第では目標金額に達成しなければ貸し付けが行われないこともあります。

購入型と寄付型の違い

購入型と寄付型の最も大きい違いは「リターンがあるかどうか」でしょう。

購入型はプロジェクトにお金を融資すると、その金額に応じて様々なリターンを得ることが出来ました。

ですが、寄付型はあくまで「寄付」なので投資したあなたには何も見返りはありません。

ただ、「ありがとう」の感謝をこめた手紙や感謝状、「私たちはあなたの寄付でこういった事を今しています」といった活動報告書が得られます

特に活動報告書が得られるというのは、購入型や投資型とは違いますね。

ここに注目!寄付型の4つのメリット

購入型や投資型には「物やサービスが受け取れる」「お金が増える」といったメリットがありました。

一方、寄付型は特に何かリターンが得られるわけではありません。

そんな寄付型のメリットとはどんなものがあるのでしょうか?

寄付控除で税金を軽減できる

寄付型で一番のメリットは「寄付控除」が得られるという点。

2000円以上の寄付を行うと、クラウドファンディング会社から領収書が発行されます。

それを確定申告時に必要な書類とセットで提出することで、寄付した金額の一部が「税金を払った」として免除されます。

補足

案件次第では控除の対象外の場合があります。

詳しくは各プロジェクトの説明文をお読みください。

寄付控除の計算&どれだけ税金が安くなるのかは「【簡易版】所得税計算ツール」で一発でわかるよ。

ついでに所得税についての説明もしているから、一度は確認してほしいピヨ。

寄付先は運営会社から審査されている

大きな町や駅前などで一度は「募金をお願いします~」という声を聴いたことがあると思います。

東日本大震災や熊本沖地震が起きた時かなり増えました。

平時でも動物に対する募金や、恵まれない人の為の募金などを名目にお金を集めていますね。

ですが、その路上募金、果たして本当に使われているのでしょうか?


フィリピン人による募金詐欺

NPO法人の人間が子供の難病支援といつわり募金詐欺を行い逮捕


上記の画像は過去に話題になった募金詐欺の一例になります。

このように、世の中には善意を食い物にしてお金を稼ぐ人間が一定数存在しています。

寄付型クラウドファンディングの場合、プロジェクトを掲載する前に、募金詐欺ではないかを十分に審査してから掲載。

仮に募金詐欺だと後ほど判明しても、全額返金するよう利用規約にて掲載されています。

ようは「街頭募金より信頼性は高い」ということです。

活動報告書で「本当に活動がされているのか」が分かる

上記の続きになりますが、投資型クラウドファンディングの場合、投資した団体から活動報告書という形で「あなたの投資したお金はこんなことに使われました」と報告が来ます

そこれをみれば、本当にその団体がしっかりと慈善事業を行っているのかがすぐにわかりますね。

他のクラウドファンディングや寄付活動の場合、正直なところ正しく使われているのか不明ですから、報告書があるのは本当にありがたいです。

購入型の場合も、報告書とかがないために時間がたってようやく「実は詐欺だった」と判明したことがあったピヨ。

天引き額が日本ユニセフより安い

震災や途上国支援への寄付先といえば日本ユニセフが有名ですね。

寄付型クラウドファンディンクは日本ユニセフよりも手数料が安いのもポイント。

寄付型クラウドファンディンクを運営している会社も、事業としてやっている以上はどこかで収入を得ています。

寄付型の場合、会社にもよりますが投資され金額の15%前後が差し引かれてプロジェクトを提案した人へ渡されます

「15%前後なんてすごく多い」と思う方もいるでしょう。

ですが、日本ユニセフの場合は募金金額の約20%~25%が経費として引かれ、提案者へ寄付されています

2015年度、日本ユニセフ協会は、広報・募金・アドボカシー活動にかかる費用を抑え、みなさまからお預かりした募金の81.1%にあたる、150億円を本部へ拠出することができました。

引用(公財)日本ユニセフ協会の事業費財源


募金の81%ということは、19%が経費として使用されていることがわかります。

また、ユニセフ自体が募金金額の25%までを経費として認めています

それを比べたらずいぶん控えめですよね。

そもそも日本ユニセフやユニセフは発展途上国のみに対して支援を行っているピヨ。日本に対しての支援は第二次大戦後の1949年~64年の15年間と1955年の伊勢湾台風、2011年の東日本大震災の計3回のみ。

それ以外は日本国内に対して一円も支援されていないから、日本を少しでもよくしたいならユニセフじゃなくクラウドファンディングがお勧めなんだよ。

募集プロジェクトの内容別特徴

募集案件によっても色々な種類があります。
こちらでは、そんなちょっとした特徴をご紹介しましょう。

ふるさと納税対象事業

プロジェクトの詳細ふるさとチョイス

各都道府県や自治体が応援している事業の中には、ふるさと納税の対象となるものがいくつか存在します。

画像のようにな病気の治療だったり、伝統民謡の継承、特産品の全国展開サポートなどが主な事業ですね。

特にふるさと納税に特化したふるさとチョイスは掲載しているプロジェクトすべてがふるさと納税に該当しているのでおすすめですよ。

自分が住んでいる地域や、地元で何か募集しているプロジェクトがないかついつい見てしまうピヨ。

NPO法人による活動支援

プロジェクトの詳細japangiving

寄付型の対象は何も日本国内だけではありません。

世界を舞台に活動しているNPO団体もクラウドファンディングで資金を募集しています。

本当に活動している団体はなかなか日本で宣伝して募金を集めるということができませんし、その集めている時間より働いていたほうがよっぽど有意義ですよね。

ですが、寄付型のクラウドファンディングなら資金を募集しつつ資金を集めることが可能なのです。

貧困国への支援から病気のサポートなどなど、様々な慈善事業を行っている団体がありますので、気になった活動があればぜひ寄付をしてみてはいかがでしょうか?

ユニセフとツテがない法人でも、クラウドファンディングならお金を集められるんだピヨ。

ここを見ている投資家のみんな、NPO法人に現金(元気)を少し分けてくれ!

復興支援

プロジェクトの詳細Ready for

日本は非常に災害が多い国です。

ここ10年は東日本大震災と熊本地震という震度7の地震が起きました。

特に東日本大震災は津波や原発事故の為、世界で最も経済損失を被った災害(経済損失19兆円以上)とされています。

そういった地域を中心に、まだまだ必要な部分の復興を寄付型クラウドファンディングで行おうとしています。

国の対応が遅すぎたり、後回しにされてしまったもの、国の管轄外だけど大切なものがクラウドファンディングで募集されているよ

遺産・功績を示す文化財の保護

プロジェクトの詳細ふるさとチョイス

寄付型の中には、過去の功績や消えゆこうとしている遺産を残そうと取り組んでいるものもあります。

それは海外との友好の証だったり、日本の古き良き時代の名残だったり…。

そういったものを残すことも、寄付型のクラウドファンディングなら行うことができます。

画像は第一次世界大戦時のドイツ人捕虜施設の功績を遺す為の事業だよ。

あまりに待遇が良すぎてドイツ人捕虜が何人か日本に移住したんだけど、その移住者が日本に伝えた食べ物が「バームクーヘン」なんだって。

寄付型のデメリットと今後の課題

とても良さそうな寄付型クラウドファンディングですが、いくつか問題点があります。

問題点その①…控除申請が非常に面倒

寄付型クラウドファンディングの最大の特徴は「寄付をすれば控除の対象になる」というものでした。

ですが、控除の申請の為には確定申告をしないといけず、またその期間は2月~3月の指定された期間のみの受付。

正直なところ、サラリーマンなどにとって控除申請は少し敷居が高いように感じます。

なお、ふるさと納税のみ「ワンストップ特例制度」(外部リンク)というお手軽申請方法があるピヨ。

問題点その②…知名度がまだなく資金が集まりにくい

正直なところ、寄付型のクラウドファンディングはまだまだ知名度が不足しており、満足のいくお金を集めることが非常に難しいです。

寄付型は目標金額の達成・不達成に関わらず相手にお金が渡るダイレクト(即時支援)型

「お金が確実に渡るなら事業者にとっていいんじゃないの?」

と思われる方もいるでしょうが、中途半端なお金では事業がろくにできず、かえって相手に対して負担となる場合もあります。

出来るだけ資金が集まる様なユーザーの数が必要ですね。

これだけは覚えておけ!ピヨタローのまとめ3本の矢

  1. 寄付型クラウドファンディングは税金が安くなる
  2. 外で募金活動をしている人たちより活動内容がはっきりしているので安心!
  3. まだまだ知名度がないので頑張ってほしい

寄付型のクラウドファンディングは、日本や世界を支えることができる、素晴らしいシステムだピヨ。

NPO法人や各自治体には「何かしたいけどお金が全然なくて、投資家にリターンを提供できない」というケースがあるピヨ。

そこで投資でも購入でもない「寄付」という形でお金を集めることで、国が出来ないけど大切な事業を続けることができるんだよ。

特に、クラウドファンディングの運営会社が「お金を寄付してほしい」という事業者を審査するので、詐欺の可能性も低い!

町中で募金活動をみて「募金しようかな?」と思ったら、その募金箱ではなく寄付型クラウドファンディングで募金してほしいピヨ。

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ピヨタローのひとこと

木曜日は何かと憂鬱な日だピヨ。

平日だったら連日の疲れでグッタリ。

休日だったら「明日休みなら三連休だったのに…」と考えてしまうピヨ。